スピーカー欲しいけど、どれが良いの?
PCとスマホどっちも接続する?
両方接続する予定!
両方なら、Bluetooth付きのスピーカーから選ぼう!
こんにちは、自称オーディオ向上委員のしゃおです。
スピーカーが欲しくて探していると
- 種類が多すぎて、どれを買えばよいのか?
- 接続方法がいろいろあって、どうすれば動画や音楽を良い音で聴けるのか?
と疑問が出てきました。
今回は、良い音を聴くためのオーディオ機器を選ぶにあたって、知っておくべき情報をまとめてみました。
また、実際に聞いておすすめだと思うスピーカーについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
- スピーカーの選び方を知りたい
- 接続方法(ケーブルの種類)が多く、迷ってしまう
- Bluetoothスピーカーは何を気にすれば良いのか?
- Bluetooth接続と有線接続、どちらが良い音が出るか?
- 有線で接続する場合、アナログ接続とデジタル接続で音は変わるのか?
- デジタル接続で実際に音質UPできるのか知りたい
スピーカーを選ぶ前に接続方法を決める
Bluetoothスピーカーに後から有線接続を追加することはできないので、先に接続方法を決めてしまいます。
- 接続方法を決める → スピーカーが絞られる
- スピーカーを決める → 使えるケーブル、Bluetoothコーデックが絞られる
- 有線の場合、付属のケーブルで接続 → 満足できるか?
- 満足できない → ケーブル変更やデジタル接続、USB DACの導入
スピーカーへの接続方法はBluetooth or ケーブルどちらか?
- スマホやタブレットからBluetooth接続のみ
- PCやスマホからケーブル(有線)接続のみ
- PC&スマホどちらからも接続したい
1 スマホやタブレットからBluetoothで接続したい方
- Bluetoothに対応しているスピーカーを選べばOK
- Bluetooth接続しか使う予定がない方は、Bluetooth専用(有線接続に対応していない)スピーカーを探すと比較的安い商品が見つかる。
音質にこだわる・なるべく良い音で聴きたい方は「Bluetoothで音質UPするには」をお読みください。
(音質は気にならず聞ければOKという方は読み飛ばし推奨)
↓↓↓
○音質を気にする方やHi-Fi(原音に忠実な音)で聴きたい方はスピーカーの対応コーデック(圧縮方式)を確認しましょう。
SBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、LDAC
ただし、SBCも決して音が悪いコーデックではなく、音楽を再生する機種によってはAACよりもSBC(音質優先)の方が音質が良くなることもある。
※コーデックの種類によって音質は変わりますが、音質を気にするなら無線接続ではなく、有線接続の方が良い音が出るのは明らかなので期待しすぎない方が良いです。
2 PCやスマホからケーブル(有線)接続のみ
- 有線接続できるスピーカーを選べばOK
- 有線(ケーブル)接続のみの場合、同スペックの有線&Bluetooth対応スピーカーに比べて安価に購入できるのがメリットです。
有線接続の場合、どの接続ケーブル(接続線)を使うか?
PCやスマホとスピーカーを有線接続する場合、アナログ or デジタルどちらで接続するか考える必要があります。
- アナログ接続:AUX、RCA
- デジタル接続:USB、COAXIAL(同軸)、光
端末 | 接続方法 |
スマートフォン |
|
PC |
|
PC or スマホ + DAC |
|
一般的にデジタル接続の方が劣化が少ないため、原音に近い良い音が出ると言われています。
3 PC&スマホどちらからも接続したい
- 有線とBluetooth両方の接続に対応したスピーカーを選べばOK
- 有線&Bluetooth両対応のスピーカーは若干価格が高くなる傾向にある。(機能が増える分当然のこと)
→その分、接続方法の自由度が上がる。
人気のスピーカーを載せておくよー。
目的別スピーカーの選び方&人気おすすめスピーカー
有線&無線接続どちらも使うよくばりさん
- お手頃価格でスピーカー売れ筋No.1
- USB-C電源&コンパクトボディでパワフルサウンド
- Bluetooth対応
- 出力:4.4W×2
- 約123×120×118mm
- 家電批評2020Best Buy
私も使用中&誰にでもおすすめできる奴
- 2021年6月に発売されてから人気急上昇中
- フルレンジドライバー&内臓デジタルアンプ
- 出力:30W×2
- 高音質なUSBデジタルオーディオ再生
- 入力がお手軽(USB、Bluetooth、AUX)
- ヘッドホン出力/ヘッドセット入出力、マイク入力
- 人の声をクリアにするClear Dialog
- 音に包み込まれる様なサラウンドサウンドを実現するSurround
- 発言時だけマイクが有効になるVOICEDETECT
- 双方向のノイズをキャンセルするNOISECLEAN
- イヤホンやヘッドホンを接続したままでも、ワンボタンでスピーカーとヘッドホンの切替可能
- 王道の2way(直径13mmのツイーター&4インチのミッドウーファー搭載)でクリアで迫力のあるサウンド
- 出力:21W×2
- 入力が豊富(ライン×2、光デジタル、同軸、Bluetooth)
- 美しい木目デザイン
- treble(高音)、bass(低音)、volume(音量)調節可能
- Rスピーカーのサイドパネル(右)にコントロール部を搭載
- リモコン付き
- スペックは上記と同じ
- サブウーファー増設可能
- EDIFIER HP情報:146×196×234mm(端子接続部まで)
- スピーカー(木製部):約145×160×240mm
- サランネット含む:約145×177×240mm
良い音&ハイレゾ聴きたい人向け
- Edifierで人気トップクラスのハイレゾ対応スピーカー
- バスユニット直径94mm / ツイーターユニット : 19mm
- 出力 : 88W (32W×2+12W×2)
- 再生周波数帯域 : 55Hz-40kHz
- 入力が豊富(RCA×2、Bluetooth、光デジタル端子(Optical)、同軸デジタル、USB2.0)
- 対応プロファイル : A2DP(aptX対応)、AVRCP
- 多機能リモコン付き
- ハイレゾ対応商品の中では価格が低めで良い音が出るので、コスパが高いと評判
有線接続のみ
有線接続のみで安いのが良い人はコレ
- Creative Pebble V3のBluetooth非対応版
- USB電源でコンセントいらず
- コンパクトボディでパワフルサウンド
- 出力:4.4W×2
- 価格.com プロダクトアワード2020 パソコン周辺機器部門 PCスピーカ カテゴリー 金賞
約1万円で驚異的なコスパ&音質
- コスパが高いブックシェルフスピーカー
- 入力:RCA×2
- サブウーファーの増設はしない&有線のR1280モデルを探している方向け
- スペックは上記と同じ
- サブウーファー増設可能
- 手に届く高音質サウンド&幅広い音域
- 包み込まれるような臨場感
- Boseらしい低音重視
- 入出力:AUX、ヘッドホン端子
- 前面:ボリュームコントロール、ヘッドホンジャック
- コンパクトサイズ
右側:19 cm(H)x 8 cm(W)x 15 cm(D)(1 kg)
左側:19 cm(H)x 8 cm(W)x 14.5 cm(D)(0.8 kg)
無線接続のみ
とりあえずBluetoothスピーカー欲しいという入門者はコレ
- 定番のSoundcore2のアップグレードモデル
- 軽さと強度を兼ね備えたチタニウムドライバーを採用し、音の歪みを抑え、クリアな高音を実現
- BassUpテクノロジー、ディアルパッシブラジエーターにより深みのある低音を再現
- Soundcoreアプリ対応により、イコライザーのカスタマイズ可能
- USB-Cポート採用
- 出力:8w×2
- 防水性能:IPX7
- プールやお風呂場でも気軽にお気に入りの音楽を楽しめる
- サイズ:約174×57×59 mm
- 重さ:約500g
- 最大24時間の連続再生を実現
- 18ヶ月保証
ポータブルスピーカーで540gと軽いのにパワフルサウンド
- JBLのポータブルBluetoothスピーカー
- 連続使用時間:最大約12時間再生
- 防水性能:IPX7
- 充電時間:約2.5時間充電(5V/3A時)
- サイズ(H×W×D):74×181×69(mm)
- 重量:約540g
- Bluetooth:バージョン 4.2 (Class 2)
- 対応プロファイル:A2DP、 AVRCP
- 周波数特性:65Hz – 20kHz
- スピーカー構成:44 x 80mm 楕円形ドライバー×1、 パッシブラジエーター×2
- アンプ出力:最大20W
水場やキャンプで使いたい方はコレ
- SONYのポータブルBluetoothスピーカー
- スマホの音が生まれ変わる
- コンパクトサイズでも豊かな低音&広がりのあるクリアなサウンド
- カラーが豊富(ブラック、ベージュ、ライトブルー、コーラルピンク、パウダーブルー)
- 直径46mmのフルレンジスピーカーユニット搭載
- ソニー独自の技術「Sound Diffusion Processor」搭載
- 防水防塵性能:IP67(防塵IP6X、防水IPX7)
- お風呂・キッチンに加え、アウトドアでも安心
- ロングバッテリー:約16時間再生(充電約4.5時間)
- 付属のストラップでリュックやテントなどにかけて使える
- タテ・ヨコどちらでもOK
- スマホの音が生まれ変わる
- フルレンジスピーカーユニットの「X-Balanced Speaker Unit」を搭載
- 迫力の重低音を体感できる「デュアルパッシブラジエーター」「EXTRA BASS」モード
- 圧縮音源を原音により近い音で再現する「DSEE」
- 防水防塵性能:IP67(防塵IP6X、防水IPX7)
- お風呂・キッチンに加え、アウトドアでも安心
- ロングバッテリー:約10~12時間再生(充電約4時間)
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
一応有線接続も可能だけど、ポータブルスピーカーなのでココで紹介
- Boseの手のひらに収まるサイズのBluetoothスピーカー
- 旧モデル「SoundLink Mini Ⅱ」との違い:バッテリー持続時間20%UP、USB-TypeC対応、クレードル付属なし
- サイズからは想像できない、重低音と迫力のサウンド
- 洗練されたデザイン
- 防水なし
- ロングバッテリー:約10~12時間再生(充電約4時間)
- サイズ:8 cm(W) x 5.1 cm(H) x 5.8 cm(D)
- 重さ:680g
- 有線接続対応(3.5mmステレオ音声ケーブル:AUX)
- 対応コーデック:SBC
DTM&Hi-Fi
- DTM:Desk Top Music(デスクトップミュージック)の略。パソコンで音楽を作成・編集すること
- Hi-Fi:High Fidelity(高忠実度、高再現性)の略。音響機器などにおいて「原音や原画に忠実な再現」するという意味
プロへの入門スピーカーやガチプロ用
- YAMAHAの定番スタジオモニタースピーカー
- 「原音に忠実」な再生能力を徹底的に追求
- 細部にまで配慮した部品選定と組立て構造
- 2ウェイバスレフ型バイアンプニアフィールドモニター
- 1インチチタンドームツイーター
- 5インチコーンウーファー
- 再生周波数帯域:50Hz – 40kHz (-10dB)
- 出力:67W(40W+27W)
- XLR、フォーン入力端子を併装
- 最大出力音圧レベル 101 dB, 1 m on Axis
- サイズ(W×H×D) :179 x 279 x 208 mm
- 重さ:7.9kg
- YAMAHAの定番スタジオモニタースピーカー
- ニアフィールドモニターに求められる精確な再生能力を徹底的に追求し、確かな音像定位と高分解能・フラットな特性を実現
- 高性能1インチドームツイーター:高分解能を誇り、立ち上がりに優れ、共振を最小限に抑えることで高域を正確に、そしてスムースに再生
- 専用のウーファー:大型マグネット採用、高耐入&レスポンスに優れ、いかなる音量においても歪みの少ない、制動感のある低域を実現
- 共振を低減するエンクロージャー設計
- 最新の流体音制御技術によるノイズの低減
- 再生周波数帯域:54Hz – 30kHz(-10dB)
- アンプ定格出力:70W(45W+25W)
- サイズ(W×H×D) :170×285×222 mm
- 重さ:5.3kg
上には上がある。
- 周波数特性:50Hz ~ 50kHz
- アンプ出力:ウーファー 50W/75W peak
- ツイーター 50W/75W peak
- 最大出力音圧レベル:≧110dB
- 入力端子:XLR/RCA
- サイズ(H×W×D):280mm×170mm×220mm
- 重さ:6.6kg
- 周波数特性:42Hz ~ 50kHz
- アンプ出力:ウーファー 100W/150W peak
- ツイーター 50W/75W peak
- 最大出力音圧レベル:≧114dB
- 入力端子:XLR/RCA
- サイズ(H×W×D):337mm×201mm×280mm
- 重量:9.2kg
結論1:有線・無線接続の音質比較 – 良い音はどちらか?
聴き比べをした環境について
ケーブルなどで優劣が付かないよう、有線接続と無線接続で同じ曲を聴き比べました。(USB DACもなし)
- 有線接続:PC – USB or AUX – スピーカー
(ケーブルはスピーカー付属のものを使用) - 無線接続:スマホ – Bluetooth(SBC) – スピーカー
- スピーカー:Creative T60
音質は明らかに有線が上
USBとAUXどちらもBluetoothと聴き比べました。
結論からいうと、有線接続の方が明らかに音質が良いです。
Bluetooth接続で出した音は
- タンパクな音に感じる
→聴こえていた音が減り、シンプルな音に
(有線だと聴こえていた音の一部がBluetooth接続だと出ていない)
私の耳でも音質の低下を感じるので、主にBluetooth接続を使用するという方は
- SBCよりも上位のコーデックに対応している製品を選ぶ
- Bluetooth接続で音質が良いと評判のスピーカーを購入
した方が良いでしょう。
※我が家にあるスピーカーのBluetoothコーデックの事情により、試したのはSBCのみ
聴き比べない&スピーカーの機能を利用すれば改善可能
上記の音質の低下を感じたのは、あくまで有線接続と比べたためです。
使っているスピーカーは人それぞれですが、Creatice T100の場合
- 人の声をクリアにするClear Dialog
- 音に包み込まれる様なサラウンドサウンドを実現するSurround
の2つの機能を使用することにより音質UPが可能なので、Bluetooth(SBC)接続でも、作業をしながら音楽を流す分には十分な音質で聴けることが分かりました。
結論2:アナログ接続とデジタル接続で音は変わるのか?
一般的にデジタル接続の方が劣化が少ないため、原音に近い良い音が出ると言われていると上記で書きました。
ただし、USB DAC使用時に、アナログ接続(RCAケーブル)とデジタル接続(COAXIALケーブル)を実際に聴き比べてみた結果、若干の違いはあるものの、大きな違いは感じませんでした。
それよりも、USB DACのありなしを聴き比べたときの方が明らかに音質の変化が分かりやすかったので、ケーブルを替えるよりもUSBDACの導入をおすすめします。
- USB DACを使っているとき(PC – USB DAC – ケーブル -スピーカー)
→アナログ・デジタル接続ともに大きな変化はない - USB DACを使っていないとき(PC – ケーブル – スピーカー)
→明らかにデジタル接続の方が高音質であり、良い音が出る
私の環境では上記の結果になりました。
人・環境によって変わると思うので、あくまで1つの参考としてお考え下さい。
- USB DACを使っていない
→USB DACを導入!
既にUSB DACを使っていて、さらに音質を向上させたい場合は、全体的なスペックアップが必要です。
1つ1つ機器のスペックを見て、どれかが足を引っ張っていないか確認しましょう。
おまけ:オーディオ機器についてよくある疑問を徹底調査してみた。
ケーブルで音色が変わるは本当か?
例えば、スピーカーケーブルの場合
スピーカーケーブルとは、左右のスピーカーを繋ぐためのケーブルです。
「OFC(無酸素銅)」「Ag(銀線)」など素材が違うケーブルもありますが、音に1番関係するのは、ケーブル(導体)の太さです。
スピーカーケーブルの太さはゲージ(AWG)という単位で表現され、一般的に使われるスピーカーケーブルは12~16ゲージで、数字が小さい=太いと覚えておいてください。
ケーブルは太い方がより多くの情報を伝送できますが、取り回しが悪くなります。
専門家やオーディオマニアの解説やYoutubeで調査した結果、スピーカーケーブルは16ゲージあれば十分のようです。
メーカーによっては1mで数千円の「アホか!」という価格のスピーカーケーブルもありますが、Amazonで売っている下記のような商品で問題ないということでした。
通常であれば左右スピーカー間は2~3mで足りるので、15mのもので十分ということになります。
気持ちだけでも良いものをという場合は、プロも使用する有名所の安い商品でOK
ハイレゾは本当に音が良いのか?
「創造の館 Technical Report」氏が上げている動画でわかりやすく解説してあります。
現場からは以上です!
ではまた(#`・ω・´*)/
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