モニター欲しいけど、WQHDと4k・27と32インチどれを買えば良いんだろう?
新しいモニターで何をしたいってある?
ブログ書いて、漫画読んで、ネットサーフィンして、動画見て、できればゲームもしたいです。
ん?ほぼ全部じゃん!w
それじゃ目的が分かった所で、価格もピンキリだし、一緒に見ていこうか。
はーい!!
- モニターが欲しいが、WQHDと4k、27インチと32インチどれを購入するか決めたい方
- WQHDと4k、27インチと32インチの違い、文字のサイズがどうなるか知りたい方
- モニターの種類や性能について簡単に知りたい方
- 目的別モニターの選び方を知りたい方
モニターサイズは27インチと32インチどちらがおすすめ?
現在私は24インチと22インチのデュアルディスプレイ環境です。
- 24インチ → FHD:iiyamaのピポット機能付き(2年前に購入)
- 22インチ → WSXGA+:人生初のLG製モニター(13年前に購入)
13年!大事に使ってますね!!
でしょ!だけど、古いから解像度低いし、発色も良くない。。。
24インチは残留させるとして、22インチの方はモニターサイズと解像度が小さいため、作業領域が狭いと思っていました。
購入するなら今よりも大きいものが良いので、27インチもしくは32インチが候補
24・27・32インチのモニターサイズ一覧
27インチは多数ありますが、32インチのモニターは少なく、31.5インチのものが主流ですね。
モニターのサイズ感は
サイズ(インチ) | 画面横(cm) | 画面縦(cm) | 対角線(cm) |
24 | 53.04 | 29.87 | 60.96 |
27 | 59.66 | 33.60 | 68.58 |
31 | 68.50 | 38.58 | 78.74 |
32 | 70.71 | 39.83 | 81.28 |
ペンギン64より引用
31.5インチだと間をとって、こんな感じですね。
- 横:(68.50 + 70.71) / 2 = 69.60cm
- 縦:(38.58 + 39.83) / 2 = 39.20cm
- 対角線:(2.54 × 31.5) = 80.01cm
サイズごとモニターとデスクイメージ
27インチと32インチで自分の机に合わせてサイズ感を把握しよう!
27インチだとこのくらい
31.5インチだとこのくらい
※ テーブルのサイズは自由に変えられます。
デスクとモニターのイメージが付きやすいので良いですね。
『自作.com』様ありがとうございます。
皆さんはどちらが良いと感じたでしょうか。
今回は私は、横160cm・奥行80の大きなデスクを注文し、十分余裕があるので、32インチが第1候補、27インチが第2候補としました。
WQHDと4k、結局どっちが良いのか?
理論上の作業領域を比較
それぞれの解像度は、WQHDが2560×1440、4kが3840×2160
FHDを基準とし、ドットバイドットで比較した場合、単純に計算すると、WQHDは1.77倍、4kは4倍の作業領域となります。
※ ドットバイドット … 画像や動画をモニターの1ドットごとに対応させて表示すること(データ上の画素:表示上の画素=1:1)
しかし、現実はそう甘くはありません。
モニターサイズが大きくなっても大抵の場合、解像度が上がると文字は小さくなるのです。
そして、文字は見えなくなる。。。
24インチFHDから48インチ4kに変えれば、そのままの文字サイズになりますが、大きすぎるモニターは首が痛くなるのがオチです。
○の個数が解像度、それぞれの○内が文字サイズだと考えてください。
- 紙を8コの○で埋めたもの(これがいつも使っている最適なフォントサイズとすると)
- 紙を20コの○で埋めたもの(同インチのモニターで解像度が上がると、こんなイメージ)
こんなに文字が小さくなる!
単純に同じモニターサイズでWQHDや4kにすると
文字サイズはFHDに比べて、
- WQHDは1/1.77倍 ≒ 0.56倍
- 4kは1/4倍 ≒ 0.25倍
となる。
上の画像だと8 / 20 = 0.4倍なので、
- WQHDだとこれよりもFHDに少し近い文字サイズに
- 4kだとこれよりも小さくなる
見づらい。。。いや、小さすぎて見えなくなるでしょう!
そこで「見づらい!」を解消するために「スケーリング」という機能を使うんじゃ。
スケーリングとは?実際の表示領域も考えてみる
実はWindowsやMacなどのOSには、この問題を解決する方法が用意されています。
それが「スケーリング」という機能です。
スケーリングとは簡単にいうと、モニター全体を拡大するということ
私のモニターは22・24インチともに推奨は100%となっています。
これは100%=ドットバイドットのままで文字が見えるからです。
4kのモニターの場合、推奨は150%となっている場合が多いです(モニターのインチ数による)
私のモニターの決め手はこの『4kモニターのスケーリングが推奨150%』な点です!!
スケーリングを変えた時の文字サイズがどうなるかというと
モニターのスケーリング | ppi | 画素ピッチ(mm) |
FHD(ドットバイドット):24インチ | 92 | 0.277 |
4k(ドットバイドット):32インチ | 138 | 0.184 |
4k(スケーリング150%):32インチ | 92 | 0.277 |
QWHD(ドットバイドット):32インチ | 92 | 0.277 |
※ ドットバイドット = スケーリング100%
ppi(pixels per inch) … 画素密度。1インチ(=2.54cm)の中に画素がいくつあるかを示す値。ppiが高ければ、画面にあるドット(点)が小さくなり、写真や動画がより精細に見えるが、その分文字も小さくなる。
表を見たら一発で分かるとおり、文字サイズは一緒なんです!!
4k(スケーリング150%) = QWHD(スケーリング100%)
4kをスケーリング150%の時、表示領域は
- 横:3840 / 1.5 = 2560
- 縦:2160 / 1.5 = 1440
ん?WQHDの解像度は、横:2560、縦:1440。。。一緒なんじゃ?
そのとおり!表示領域も一緒になってしまうんです!!
価格については、WQHD < 4k
モニターは解像度が増えるのに比例して、価格も上がるよ。
なので価格は、FHD < WQHD < 4k
よって私は、解像度は4kではなく、WQHDが第1候補としました。
ちなみに、Windowsではppiは96前後が推奨されている。
さらに、Macだとスケーリング対応はバッチリだが、Windowsは対応が遅いらしく、
- 古いアプリだと対応していない可能性あり
- スケーリングは主に100の倍数以外だと、文字が歪むという記事あり
参考記事
モニターの性能
モニターのパネルの種類とは?
パネルの種類は大きく分類すると、TN・VA・IPSの3つの方式が主流となります。
※ 有機EL(OLED)方式もありますが、まだまだ普及率が高くないため、ここでは割愛します。
TN方式 … 応答速度が速い。視野角が狭い。ゲーム向き。
VA方式 … 応答速度は普通のものからTN並みのものまで。視野角は狭いものから広いものまで。コントラストが高く、色(特に黒)をハッキリ表示できる。映画向き。
IPS方式 … 応答速度は2つに比べると遅め。視野角が広い。応答速度を求めない用途すべてに向いている。以前は応答速度の遅いという弱点があったが、最近は応答速度が早い製品が増えているので、万能なパネルといえる。
違いを表にまとめました。
パネルの性能 | TN(Twisted Nematic) | VA(Vertical Alignment) | IPS(In Plane Switching) |
画質 | △ | ○ | ◎ |
リフレッシュレート | ◎ | ○ | ○ |
応答速度 | ◎ | ○ ~ ◎ | △ ~ ◎ |
視野角 | ✕ ~ △ | ○ | ◎ |
コントラスト | △ | ◎ | △ |
色再現度 | △ | ○ | ◎ |
価格 | 安価 | 中 | 高価 |
※ 「~」があるものは製品による
※2021年1月修正:IPSパネル応答速度(△~○ → △~◎)
画質にも差を付けていますが、何年も前の古い製品から買い換えるなら、どのパネルでも確実に綺麗な液晶になるので、あまり気にする必要はないです。
リフレッシュレートとは?
リフレッシュレート … 1秒間にリフレッシュできる回数(表示できる枚数)のこと。この数値が高い方がFPSなどのゲームをするには有利とされている。
※ FPS(First Person Shooter) … 本人視点シューティングゲームのこと(Wikiより)
WQHDと4kで同じリフレッシュレートを出す場合、解像度の高いモニターの方がGPU能力を必要とする。
それに伴い解像度が高いほど、高価格帯の最新グラフィックボードが必要になってきます。
コスパ主義の私としては、最新のグラボなんて買いたくない。。。いや、高くて買え(ry
よってFPSなどの60Hz以上のリフレッシュレートが必要なゲームをする可能性があるならば、4kはおすすめしない。
特に、GPU性能が低いPCの場合はFHDでプレイすることを推奨する。
応答速度とは?
応答速度 … 画面のドットがある色から他の色へと変わるまでの時間のこと。この数値が高い方がゲームをするには有利とされている。
FPS以外のゲームならば5msもあれば問題ないが、FPSや対戦格闘ゲームなどのシビアな使用が求められる場合は1ms以下が推奨されている。
画素数一覧表
※ 現在主流なものは太字
通称 | 横(px) | 縦(px) | アスペクト比 | 画素数 |
sQCIF (Sub-QCIF) | 128 | 96 | 4:3 | 12,288 |
QQVGA (Quarter QVGA) | 160 | 120 | 4:3 | 19,200 |
QCIF (Quarter CIF) | 176 | 144 | 4:3 | 25,344 |
QVGA (Quarter VGA) | 320 | 240 | 4:3 | 76,800 |
SIF (Source Input Format) | 352 | 240 | 4:3 | 84,480 |
CGA (Color Graphics Adapter) | 640 | 200 | 8:5 (16:10) | 128,000 |
HVGA (Half VGA) | 480 | 320 | 3:2 | 153,600 |
EGA (Enhanced Graphics Adapter) | 640 | 350 | 4:3 | 224,000 |
PC-98 DCGA (Double Scan CGA) | 640 | 400 | 8:5 (16:10) | 256,000 |
VGA (Video Graphics Array) SD | 640 | 480 | 4:3 | 307,200 |
SVGA (Super-VGA) | 800 | 600 | 4:3 | 480,000 |
XGA (eXtended Graphics Array) | 1024 | 768 | 4:3 | 786,432 |
HD (720p) | 1280 | 720 | 16:9 | 921,600 |
WXGA (Wide XGA) | 1280 | 768 | 15:9 | 983,040 |
WXGA (Wide XGA) | 1280 | 800 | 8:5 (16:10) | 1,024,000 |
HD FWXGA (Full-WXGA) | 1366 | 768 | 683:384 (約16:9) | 1,049,088 |
QVGA (Quad VGA) | 1280 | 960 | 4:3 | 1,228,800 |
WXGA+ (Wide XGA+) | 1440 | 900 | 8:5 (16:10) | 1,296,000 |
SXGA (Super XGA) | 1280 | 1024 | 5:4 | 1,310,720 |
SXGA+ | 1400 | 1050 | 4:3 | 1,470,000 |
HD+ WXGA++ (Wide XGA++) | 1600 | 900 | 16:9 | 1,440,000 |
WSXGA | 1600 | 1024 | 16:10 | 1,638,400 |
WSXGA+ | 1680 | 1050 | 16:10 | 1,764,000 |
UXGA (Ultra XGA) | 1600 | 1200 | 4:3 | 1,920,000 |
2K FHD (Full-HD, 1080p) | 1920 | 1080 | 16:9 | 2,073,600 |
2k | 2048 | 1080 | 256:135(約17:9) | 2,211,840 |
WUXGA (Wide Ultra-XGA) | 1920 | 1200 | 8:5 (16:10) | 2,304,000 |
FHD+ | 2340 | 1080 | 19.5:9 (6.5:3) | 2,527,200 |
UltraWide FHD | 2560 | 1080 | 21:9 (7:3) | 2,764,800 |
QXGA (Quad XGA) | 2048 | 1536 | 4:3 | 3,145,728 |
WQHD (Wide Quad-HD) | 2560 | 1440 | 16:9 | 3,686,400 |
WQXGA | 2560 | 1600 | 8:5 (16:10) | 4,096,000 |
UltraWide QHD+ | 3840 | 1600 | 21:9 (7:3) | 6,144,000 |
QUXGA (Quad UXGA) | 3200 | 2400 | 4:3 | 7,680,000 |
4K UHD 4K (2160p) QFHD (Quad Full-HD) | 3840 | 2160 | 16:9 | 8,294,400 |
DCI 4K | 4096 | 2160 | 256:135 (約17:9) | 8,847,360 |
5K | 5120 | 2880 | 16:9 | 14,745,600 |
8K FUHD (4320p) スーパーハイビジョン | 7680 | 4320 | 16:9 | 33,177,600 |
8K | 8192 | 4320 | 256:135(約17:9) | 35,389,440 |
10K | 10240 | 4320 | 64:27 (約21:9) | 44,236,800 |
目的別モニターの選び方まとめ&おすすめモニター
- ゲーム用 → FHDもしくは、WQHDやワイドモニター。パネルはTNかVA。リフレッシュレートが高い、かつ応答速度が5ms以下の製品(ガチ勢の方は1ms以下推奨)
- 大人数や極端に斜めから見ることがある → IPSパネル(視野角が広く、斜めから見ても変化が少ない)
- コスパの良いもの → VAパネル
- 写真や動画、映画を精細な画面で楽しみたい → 4k
- FHDよりも表示領域が広く綺麗なモニター→ WQHD
最終的に私はこちらを購入しました。
現在はこちらが似たスペック・ほぼ同価格でありながらIPSパネルなのでお買い得ですね。
私の購入したLGモニタのスペック
31.5インチ | アスペクト比 | 16:9 | |
パネル | VA | 表面処理 | ノングレア |
解像度 | 2560×1440 | 表示色 | 約1,677万色 |
視野角(水平/垂直) | 178°/ 178° | 輝度 | 400cd/㎡ |
コントラスト比 | 3000:1 | 応答速度 | 5ms(GTG High) |
水平走査周波数 | 30-230kHz | 垂直走査周波数 | 50-144Hz (FreeSync:HDMI48-100Hz / DisplayPort48-144Hz) |
入力端子 | HDMI(2.0)×2、DP(1.2)×1 | 出力端子 | ヘッドホン (ステレオミニジャック)×1 |
USB端子(バージョン3.0) | アップストリーム×1 ダウンストリーム×2 | ||
機能 | DDC/CI、HDR、HDR10、HDCP2.2、フリッカーセーフ、ブルーライト低減モード、Smart Energy Saving、USBクイックチャージ、FreeSync2テクノロジー、DASモード、1ms Motion Blur Reduction、Black Stabilizer、Gameモード、VESAマウント |
性能が高い分、他のWQHD製品より少し価格は上がりますが、ブログを書いて、漫画を読み、ネットサーフィンに動画鑑賞、ゲームもできる私にとって万能型のモニターです。
FPSガチ勢には向きませんが
購入時点の価格はAmazonが48,104円と安かったですが、ポイントを含めると楽天の方がお得だったので、楽天で購入しました。
楽天での実質価格
51,564 ー 5414(ポイント10.5倍) = 46150円
また楽天経済圏に囲われてしまったw
32インチWQHDの最終候補たち
私の中ではコスパ含めると、32インチなら断然WQHD
2021年になり、WQHDモニタが増えましたね。
32インチ4kおすすめ
将来を見据えて綺麗な画像・映像を見たい方は4k
2021年になり4kモニタも増えています。
4kは人気なのでラインナップが非常に豊富です。
購入後の使用レビューは後ほど!
ではまた(#`・ω・´*)/
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