さっそくUSB電源を取り付けていくぜ。
まー簡単だから失敗はしないと思うよ。
電装系初めてだけど失敗なんて怖くないんだから!
- USB電源を簡単に取り出したい、取り付けたい
- 初めて電装系にチャレンジするが失敗したくない
- 目立たないように配線したい
- 浸水が不安なので、防水性をUPさせたい
- USB電源取出しに失敗するとどうなるか知りたい(失敗談)
今回購入&取付したもの
今回購入したのは、ブレーキスイッチからUSB電源を2ポート取り出せる安心のデイトナ商品
1ポートのものと数百円しか変わらなかったのでこちらを購入
こちらはUSB電源1ポート
ハンドルにスマートに付けられるタイプ
アース固定用にM6のネジ
アース線をネジだけで直接固定するのであれば10mm
間にばね座金を入れたい人は15mmとワッシャーを組み合わせで固定
ブレーキスイッチからUSB電源取出し&取付
配線に必要な線を準備
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①USB電源本体 ②延長ハーネス ③ブレーキスイッチ分岐ハーネス ④アース線 ⑤ハンドルクランプベース ⑥結束バンド&両面テープ
まずは室内でUSB電源本体に③ブレーキスイッチ分岐ハーネス、④アース線を接続します。
USB電源やヒューズ部分を取り付ける位置によって必要な配線が変わってきます。
※私はUSB電源本体のヒューズ部分(画像①の黒い四角っぽいやつ)をハンドル後方に固定したため②の延長ハーネスは使用していません。
ブレーキスイッチのプラス・マイナス配線がどっちか調べる
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ブレーキスイッチの配線をラジオペンチなどで外します。
簡易テスターを使ったところ、すぐに光ったのでジクサーSF250のブレーキスイッチは手前がプラスだと判明しました。
※手前がプラス:バイクの進行方向=自分が前を向いてハンドルを握っている状態で自分側(後ろ、手前)の配線がプラス
元々のブレーキスイッチプラス配線をブレーキスイッチ分岐ハーネスと接続
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元々ブレーキスイッチに接続されていた配線を分岐ハーネス(オス)と接続します。
ブレーキスイッチにデイトナの配線を取付
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ブレーキスイッチに分岐ハーネス(メス)を挿入
アース線をジクサーの車体にネジ留め
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アース線をジクサーの車体にネジで固定します。
固定する前にしっかりアースが取れるよう黒い塗装を少しだけ削りました。
フロントフォーク固定用ボルトに共締めしている人もいましたが、推奨しません。
ホームセンターや通販で先にステンレスのネジを購入しておきましょう。(サイズはM6)
長さが曖昧だったためネジやワッシャーは複数個購入しました。
- M6×10mmネジ
- M6×15mmネジ
- 平ワッシャー×4
- ばね座金×4
※全部ステンレスです。
配線途中でホムセン行くのは大変なので。
この中で今回使用したのは
- M6×15mmネジ
- 平ワッシャー×2(長さ調整)
- ばね座金×1(長さ調整+抜け防止)
アース線を固定するだけであれば10mmのネジでOK
私は抜け防止のばね座金を入れたかったので15mmを使用しています。
スマホが充電できるかチェック
あとはデイトナのUSBポートにUSB充電ケーブルを繋ぎ、スマホが充電できることを確認できればOK
目立たないように配線&防水性能UP
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数日ジクサーSF250に乗っていましたが、やはり赤い線が気になる。
デイトナの分岐ハーネスとの接続箇所の防水性も心配だったので、どちらも一気に解決してみました。
購入した自己融着粘着テープ
こんな感じで赤線は黒に、同時に防水性能もUPさせるため地道に巻いていきました。
自己融着粘着テープは引っ張って伸ばしながら巻くと勝手にくっつきます。
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配線は狭い箇所で手を伸ばしたりと若干面倒ですが、全く目立たなくまりました。
私の失敗談から学べ。
失敗談
事の発端:テスターで極性(どっちがプラス)を調べる
デイトナの取付簡単と謳われている「バイク専用USB電源 2ポート 4.8A」を取り付ける前
ブレーキスイッチからは黒色の線が2本出ており、どちらがプラス(+)か分かりません。
極性を調べるため
- 簡易テスター
- マルチデジタルテスター
を使用しました。
簡易テスターを使ったところ、すぐに光ったのでジクサーSF250のブレーキスイッチは手前がプラスだと判明しました。
※手前がプラス:バイクの進行方向=自分が前を向いてハンドルを握っている状態で自分側(後ろ、手前)の配線がプラス
ここまでハッキリ書いてあると初心者の私でも分かりやすい。
Youtube等で同じように手前がプラスと言っている方がいますが、私のような電装系初心者からすると「手前ってどっち?結局どっちがプラスやねん!」て感じだったのでw
ここまでは良かったのですが、この後がまずかった。。。
メーターが光らない・ライトが点かない・ウインカーが点灯しない
マルチデジタルテスターは使ったことがなかったので、いろいろ試していると気付いた時には時既に遅し。
イグニッションやスイッチONにしても
- メーターが光らない
- ライト点灯せず
- ウインカー反応しない
やばい壊した!?と思いながら、セルを回してみると普通にエンジンがかかる。
なぜ??んー分からん。(初めてだもの)
電装系に慣れた方であればピンとくるんだがな。
失敗して分かるようになったよ。
とりあえずバイク屋に電話して、手信号でバイク屋までジクサーを走らせる。
ヒューズが飛んでいた(切れた)
バイク屋にブレーキスイッチからUSB電源を取り出そうとしていたら、今の状態になったことを伝えると、「ヒューズ」かなー。
ヒューズ見て違ったら他を見ますってことでバイク屋のオヤジさんがテキパキ作業を開始
- 鍵を回してタンデムシートを外す
- 六角レンチでシートを外す
- ヒューズカバーを開ける
SIGNALと書かれた所の10Aヒューズを抜いて、「はいコレ」と見せてくれるオヤジさん
オヤジさん:「切れてるね」
私:えーと、「このUの間がないから切れているんですか?」(だって切れてるヒューズなんて見たことないんだもの!)
オヤジさん:「そうそう」
オヤジさん:「正常なヒューズがコレ」
私:「おー分かりやすい!すぐに分かりますね」(完全に理解!)
もうヒューズ切れじゃ持っていかないようにするよ。オヤジさんありがとう。
なぜヒューズが飛んだか?
自宅に戻り、デイトナUSB電源取り付け完了後、無事スマホが充電できることを確認
なぜヒューズが飛んだ(切れた)のか原因を考える。
と言ってもヒューズが飛ぶ前にやったこと・使った物はマルチデジタルテスターの計測のみ。
どうやらテスターでショート(短絡)させてしまったようだ。
ということで、原因はブレーキスイッチをショートさせたこと
ヒューズを飛ばさないための対策
絶対にヒューズを飛ばしたくない人はパーツ取り付け前にバッテリーからマイナスを外して下さい。
ただし、電気が流れないのでテスターは使えないことを頭の片隅にでも入れておきましょう。
今回のブレーキスイッチのようにプラスとマイナスが極端に近い場合は
- 片方ずつ外す
- ショートさせそうな箇所には予め絶縁テープ等を巻く
また車体自体に接触させたくない場合は
- 大きめのゴムシートや布で無意識のショートを防ぐ
などの方法も有効です。
何かを敷いた場合はボディの傷も同時に防げるので一石二鳥。
それでも心配な方や頻繁に電装系を触りたいという方は予備のヒューズを購入しておきましょう。
電装系については初心者なので、記事内容に誤りがあった場合は知らせて頂けると幸いです。
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