いつもお世話になっているフィリップスのバリカンレビューです。
次に購入したバリカン「HC5690」との比較もしていきます。
こんにちは、自称節約家・兼「中堅セルフカッター」のしゃおです。
セルフカット歴13年の私が愛用していた、フィリップスのバリカン「QC5570」が6年目にして、ついに動かなくなりました。
現在販売中で同スペックの型番「QC5572」
※フィリップスのHPでQC5570と5572を確認してみましたが、スペック上の違いはありませんでした。
月1程度の使用
コードを挿しても全く充電できないので、バッテリーの劣化によるものでしょう。
新品から5年以上お世話になったフィリップスのバリカンに敬意を表し
- QC5570の5年使用感
- 新しく購入したHC5690の使用感
についてレビューしていきます。
- セルフカットに挑戦したい
- セルフカットでいくら節約できるか、リアルな金額が気になる
- どのバリカンを購入するか迷っている(フィリップスヘアーカッター・パナソニックカットモードについて)
- コスパの高いバリカンを探している
- 初心者&中堅&ベテランセルフカッター
ヘアーカッターQC5570・5572の特徴
5年経過しても、刃の輝きは健在!
簡単に書くよ
メリット&おすすめポイント
- 自動研磨システムにより、耐久性が高い&優れたカット性能を保つ
- 角度調節が自由(180°回転ヘッド)なため、好きな角度で刈れる
- コンパクトなため、持ちやすい&後ろも感覚で刈れる
- 充電/交流式
- 防水仕様のため、手入れが楽
- 本体2年間保証
デメリット
- 充電池の種類がニッケル水素のため、リチウムイオン電池に比べて寿命が若干短い
- コームが柔らかいため、気を付けないと折れやすい(特にレギュラーコーム)
バリカン落としたときに折れてしまったため、レギュラーコームのみ再購入しました。
5年使えたから、十分だね。
参考:蓄電池の寿命・耐用年数はどれくらいなのか? – エコ発蓄電池
詳細スペック
項目 | QC5570(旧Ver) | QC5572(現行Ver) |
カッターの幅 | 41mm | 41mm |
刃 | ステンレス | ステンレス |
精度(1段階の長さ) | 2 mm(細部コーム:0.5 mm) | 0.5、2 mm |
長さ調節範囲 | 0.5~15 mm | 1~15 mm(コームなし:0.5 mm) |
長さ設定機能 | 12段階 | 11段階(コームなし含め12段階) |
レギュラーコーム | 3~15mm (2mm単位) | 3~15mm (2mm単位) |
細部コーム | 1~3 (0.5mm単位) mm | 1~3 (0.5mm単位) mm |
電池の種類 | ニッケル水素電池 | ニッケル水素電池 |
満充電時の使用時間 | 最長 60 分 | 約 60 分 |
充電時間 | 1 時間 | 約 1 時間 |
充電方式 | コード付き/コードレス | 充電/交流式 |
付属 | クリーニングブラシ | クリーニングブラシ |
保証期間 | 2年間 | 2年間 |
特徴 |
| 同左 |
公式HPには、微妙にスペックに差異があるように書いてありますが、よく見ると同一スペックです。
QC5570使用レビュー:使い心地はどうだったか?
さすがに外箱はところどころ破けています。
しかし、5年以上使用したフィリップスセルフヘアーカッター「QC5570」に文句は全くありません。
かなり使いやすく、セルフカットにおいては、右に出るバリカンはないのではないでしょうか。
強いて挙げるなら、バッテリーがダメになる前だけ、充電がすぐヘタるので、充電しながらの使用になったってところくらいでしょうか。
充電式なら、どの製品も電池が劣化するのは仕方がないこと。
- 自動研磨システムにより、耐久性が高い&優れたカット性能を保つ
→ 本当です。切れ味抜群&5年間で切れ味の落ちは全く感じませんでした。(替刃交換なし) - コームの隙間が広いためか、髪が詰まったことは一度もありません。
- 角度調節が自由(180°回転ヘッド)なため、好きな角度で刈れる
→持ちやすいです。 後ろ(後頭部)を刈るときは、ヘッドを90°回転させて使うと刈りやすくて良い。 - 防水仕様のため、手入れが楽
→サッと洗えるので、時短になります。 - 本体2年間保証
→5年間異常がなかったので、使っていませんが、バリカンで2年保証は手厚い
実際にいくら節約できるか計算してみた
美容院代を簡単に計算してみる
美容院(散髪)代って、年間で考えると結構な金額になります。
カット1回3~5,000円、月1美容院に通うとすると
カット1回の金額 | 年間カット代(円) |
3,000円 | 36,000 |
5,000円 | 60,000 |
年間36,000~60,000円
バリカンの購入費を計算
私が5年間愛用したフィリップスの「QC5570」が5,500円でしたので、6,000円で計算してみます。
購入数 | 購入金額(円) |
5年/台 | 6,000 |
1年 | 1,200 |
年間にすると、わずか1,200円
年間・現在までにいくら節約できたか計算
単位:円
期間 | 美容院 (3,000円) | 美容院 (5,000円) | セルフカット | 節約額 |
年間 | 36,000 | 60,000 | 1,200 | 34,800 ~ 58,800 |
バリカン歴(5年) | 180,000 | 300,000 | 6,000 | 174,000 ~ 294,000 |
現在まで(13年) | 468,000 | 780,000 | 7,000 | 461,000~773,000 |
※5年はQC5570のバリカン使用歴
※それ以前は、ほぼ100均のスキばさみや鏡を使用していたので、1000円とする
美容院代って高い!女性はカット+αかかる。。。
- 美容院(3,000円)のとき
468,000 ー 7,000 = 461,000
- 美容院(5,000円)のとき
780,000 ー 7,000 = 773,000
なんと、13年間のセルフカットで、46~77万円の節約になりました!
コスパ&切れ味最強クラスのバリカンHC5690の特徴
製品の正式名は、「Hairclipper series 5000 水洗い可能ヘアーカッター HC5690/17」
「QC5572」と同価格帯なのに、性能はさらに上だね。
メリット&おすすめポイント
7つも進化している!(QC5572比較)
- 自動研磨システムにより、メンテナンス不要で手間いらず ← Update
- 充電/交流式
- 防水仕様のため、手入れが楽
- 本体2年間保証
- ダブル鋭角刃で2倍すばやくカット ← New
- 充電池の種類がリチウムイオン電池 ← Update
- 長さ設定調節リングホイールを搭載 ← New
- 長さは3.0~28mmの27段階(1mm単位)を選択可能 ← Update
- お子様用ヘアーカット用キッズモードボタン搭載で、騒音を低減可能 ← New
- 快適で操作しやすい人間工学に基づいたハンドル ← New
デメリット
- 角度調節ができない → ほとんどのバリカンは角度調節できない
今まで角度調節できるもの or ハサミでしかセルフカットをしていなかったので、不安でしたが、意外とすんなり切れました。
セルフカット歴はウソを付かない!
なんだかんだセルフカットが身に付いていたようです。
詳細スペック(QC5570・5572とHC5690を比較)
項目 | QC5570・5572 | HC5690 |
キャッチコピー | 後頭部まで楽に届いて簡単セルフカット | ムラなくきれいにすばやくカット |
カッターの幅 | 41mm | 41mm |
刃 | ステンレス | ステンレス |
精度(1段階の長さ) | 0.5、2 mm | 1 mm |
長さ調節範囲 | 0.5~15 mm | 3.0~28 mm(コームなし:0.5 mm、ツーブロックコーム:2mm) |
長さ設定機能 | 12段階 | 27段階 |
コーム種類 |
|
|
電池の種類 | ニッケル水素電池 | リチウムイオン電池 |
満充電時の使用時間 | 最長 60 分 | 最長 90 分 |
充電時間 | 1 時間 | 1 時間 |
充電方式 | 充電/交流式 | 充電/交流式 |
付属 | クリーニングブラシ |
|
保証期間 | 2年間 | 2年間 |
特徴 |
|
|
※スペックや付属品の違い:太字
※スペックで、新機能や性能が向上しているところ:赤太字
「HC5690」使用レビュー:使い心地はどうか?
数回使用し、フィリップスセルフヘアーカッター「HC5690」に文句は全くありません。
- 切れ味がすごい!本当にサクサク切れる。
- セルフカット用ではないが、「人間工学に基づいたハンドル」の形状により、毎回同じ位置で持てるため、後ろ(後頭部)を刈るときに多少見えなくても感覚で処理できる。
- バッテリーが「リチウムイオン電池」のため、QC5572よりも寿命が伸びる可能性UP
- 自動研磨システムにより、メンテナンス不要で手間いらず ← Update
→使ってみなければ分かりませんが、QC5570が5年以上替刃なしで切れ味が落ちなかったことから、同等以上を期待 - コームの隙間が広いため、QC5570同様、髪が詰まることはない。
- 防水仕様のため、手入れが楽
→サッと洗えるので、時短になります。 - 本体2年間保証
→欲をいうと、My Philipsの延長保証対象商品(3年保証)にならないかなとw - ダブル鋭角刃で2倍すばやくカット ← New
→QC5570も切れ味が良かったですが、確かに切れ味抜群は間違いない! - 充電池の種類がリチウムイオン電池 ← Update
→リチウムイオンさん、寿命6年以上を期待してるよ! - 長さ設定調節リングホイールを搭載 ← New
→長さ設定が見やすい - 長さは3.0~28mmの27段階を選択可能(1mm単位) ← Update
→調節範囲の多さ&1mm単位のため、好きな長さ&グラデーションを作りやすい - お子様用ヘアーカット用キッズモードボタン搭載で、騒音を低減可能 ← New
→若干音が小さくなる程度なので、今のところ使う予定なし - 快適で操作しやすい人間工学に基づいたハンドル ← New
→持ちやすい&後ろ(後頭部)も感覚で刈れる。意外と良い!
やはり、バリカンは防水が楽!
プロ用のバリカンは切れ味抜群だけど、防水ではないから後処理が面倒なのがね。
付属品も充実
- クリーニングブラシ
- ポーチ
- ケープ
QC5570の頃に比べ、付属品が増えていました。
特にケープを付属してあるのは、子どもの髪を切るときなど非常に便利
ただし、ケープの首元を留めるマジックテープはサイズ的に中高生~大人用なのか、小学生未満の子どもに使うにはさすがに大きいため、間にタオルを入れる or 別途購入するなど工夫が必要です。
私は、服に髪がつかないようにセルフカット用で「袖付きクロス」を使っています。
今回バリカン選びで最終候補まで残ったもの
- QC5570の現行Ver
パナソニックもかなり人気
- ER-GP80後継機種
- プロ用なので、パワー及び耐久性・切れ味最高クラス
- リニアモーター駆動で充電切れ直前までパワーキープ&静音仕様
- 長さ5段階調整:0.8・1.1・1.4・1.7・2.0mm(0.3mm単位)
- アタッチメントコーム3個(3mm/4mm・6mm/9mm・12mm/15mm)
- 非防水仕様
- プロ用なので、パワー及び耐久性・切れ味最高クラス
- リニアモーター非搭載のため、上記よりも安価
- 長さ5段階調整:0.8・1.1・1.4・1.7・2.0mm(0.3mm単位)
- アタッチメント6個3・4・6・9・12・15mm
- 非防水仕様
- リニアモーター駆動で充電切れ直前までパワーキープ&静音仕様
- アタッチメントA:1~10mm(0.5mm単位)
- アタッチメントB:11~20mm(0.5mm単位)
- アタッチメントなし:0.5mm
- 防水仕様のため、水洗い可
防水仕様から「ER-SC60-S」と「HC5690」との一騎打ちだが
- 価格が2倍(ER-SC60-S ×1 ≒ HC5690 ×2)
- 私が後ろを刈るときは、後頭部にバリカンをベッタリ付け続けて刈るのではなく、頭から少しずつ浮かせてグラデーションを作るため、0.5mm単位の調節は必要ない
以上の2点から、HC5690に決めました。
かなり迷いましたが、コスパが高いHC5690を選択
ER-SC60-Sがプロバリカンのように、0.3mm単位の調節ができればグラデーションが楽に作れるので、購入していたかもしれません。
おまけ:セルフカット用にはおすすめしない、バリカン購入失敗例
使用していたQC5570が壊れたので、評判の良かった「Panasonic カットモード ER-GF81-S(シルバー調)」を購入
一度セルフカットで使用しましたが、切れ味が悪い&髪がすぐ詰まるため、それ以降使う気にはならず、押入れに放置されています。
ウキウキで浴室に向かってたのにね。
オラのワクテカを返せ!w
- お子さまのヘアカットもかんたん・キレイにできる
- カットモード ファミリータイプ
- 耳まわりも手軽にカットできる「耳まわり&ナチュラルアタッチメント」
- 切れ味がよく、キレイな仕上がり「45°鋭角刃」
- 毛クズ掃除もかんたん&清潔「ウォータースルー洗浄」
あくまで「ファミリータイプ」なんでしょう。
- 製品特徴の「切れ味がよく」は全くのデタラメ
→一度ではキレイに刈れず、同じ場所を数回通らないと切れません。。。
→切れ味の良いバリカンを使ったことがある方ならすぐに分かります! - 刈っていると、髪がすぐに詰まる
→バリカンを反転させて、髪を落としていても、詰まってきて、切れ味が余計に悪くなります。
→一度のカットで、アタッチメントを外し、指やブラシで詰まっている髪を落とす必要があります。
→フィリップス(同価格帯:6000円)のバリカンでは、一度も詰まったことはない。
私には合いませんでした。
- アタッチメントが豊富 → 70mmまで調節できるため、長髪の方でも対応できるのは非常に良い
セルフカット=自分で刈る(特に初めてセルフカットする)方は、おそらく後悔すると思いますので、「カットモード ER-GF81」の購入はおすすめしません。
あくまで、「セルフカットには」。セルフカット用バリカンは切れ味が良くないと、虎刈りになるよ。
セルフカット歴13年とバリカンの扱いに慣れた私でも、相当時間がかかりました。
正確な時間は計っていませんが、いつもの2倍くらい。
セルフカットをしていて、初めてイライラした。(モヤッと)
セルフカットをする人「セルフカッター」を目指す方は、セルフカット用バリカン=切れ味が良いバリカンを意識して購入するようにしましょう。
セルフカットは
- 美容室や床屋に行く手間や時間が0
- いつでも好きなときに髪型を整えることができる
- 金銭面では、かなりの節約になる
など、利点が多いので、興味がある方はぜひ続けてみてください。
良いバリカン&慣れれば簡単だよ。
ではまた(#`・ω・´*)/
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