DEFT PROチャタリング発生。。。
保証期間3年と長いけど切れてるね。新しいDEFT PRO買うの?
自分で修理にチャレンジしてダメなときは購入するわ。
- マウスがチャタリングを起こした
- チャタリングを自分で修理したい
- DEFT PROの分解手順が知りたい
DEFT PROの保証は3年と長いので、保証期間内の方は以下を参考に交換してもらいましょう。
マウスの修理方法について
一般的にマウスの修理方法としては
- はんだ&はんだごてを使用したスイッチの交換
- 接点復活剤(スプレー)を使用
の2つの方法があります。
私の状況としては
- はんだ&はんだごてを所有していない
- 接点復活剤は過去に購入した余り物がある
- 接点復活剤に比べるとはんだは少しだけ敷居が高い&はんだ等の購入が必要
ということで、今回は接点復活剤を使用する方法で修理します。
過去にM570tは修理経験があるのでイケるやろ精神でチャレンジしました。
- 現在の型番はM575(M570tは古い型番)
- 初めてのトラックボールマウスにおすすめされている商品
私もLogicoolの親指トラボからスタートし、トラボ歴7年のトラックボール愛用者となりました。
トラックボールは良いぞ~
DEFT PROのチャタリング修理で準備&使用したもの
- 接点復活剤
- 精密ドライバー(+)
- トルクスドライバー(T6)
あると便利なもの
- プラスチック製の分解用ヘラ(オープナー)
- ヒートガン or ドライヤー
- 綿棒
- ティッシュ
ドライヤーは使いませんでしたが、使った方が裏面の滑り止めをキレイに剥がせると後で気付きました。
DEFT PROの分解手順&チャタリング修理
裏ネジの個数を調査
DEFT PROの裏ネジ本数を調査したところ、分解するため外すのは7本と分かりました。
念のため、円形の滑り止め以外すべて一度剥がし、ネジがなかった親指上の滑り止めは戻してあります。
粘着テープの跡が残ってしまっていますが、そこまで問題ではありません。
キレイに剥がしたい場合は底の滑り止めを剥がす前にドライヤーなどで温めると良いです。
ヘラを使って上蓋を浮かす&外し方のコツ
ネジをすべて外すと下側にすき間ができるので、プラスチックのヘラを上蓋と底のすき間に入れ、上蓋を浮かします。
金属製のマイナスドライバー、ダメゼッタイ!(こじ開けると傷が付く)
赤丸の所に爪があるので後ろに気持ち程度軽く引き(ほぼズレません)、右画像のようなイメージで回すようにすると外れました。
開けてみると分かりますが、上蓋が爪のメスで、下が爪のオス
左クリック&ホイール部の分解
左:蓋を外したところ、右:左クリック&ホイール部分解前
青矢印のようなイメージで右上に引っ張ると簡単に外れます。
赤丸の3ヵ所を外すと
基盤の表面&スイッチとご対面
薄い白色の配線の名前はフレキシブル基板(フレキシブルプリント配線板)と言い、以下フレキシブル配線と呼ぶ。
フレキシブル配線が邪魔なので外します。
1つ前の画像を見ると分かりやすいですが、グレーのコネクタで固定されているので外す前はコネクタを上に持ち上げて固定を解除してから行いましょう。
あとは優しくフレキシブル配線を引っこ抜くだけ。
接点復活剤を塗布
接点復活剤を綿棒に吹き付け、オムロンの白いスイッチ可動部へ塗布します。
直接スプレーすると基盤へ飛び散る可能性があるので綿棒での塗布がオススメ。
- 目的は中に染み込ませて(流し込み)、接点を復活させること
- 綿棒に吹き付け → 中に染み込むまで20~30回クリックを3工程繰り返し
スイッチの内部接点洗浄 ← スイッチ内部構造やマイクロスイッチの接点について知りたい方は詳しい解説をご参照ください。
DEFT PRO組立手順
あとは分解したときの逆順で
- フレキシブル配線を戻す
- グレーのコネクタを固定
- 基盤を戻し、ネジ3ヵ所を締める
- 左クリック&ホイール部を戻す
- 上蓋を戻す
- 裏ネジ7つを締める
- 滑り止めを戻す
とすればOK
苦戦したところ
組立手順でいうと、5の上蓋を戻すときに2つの爪をハメつつ、爪が折れないようにするのが意外と大変でした。
誰か上蓋ハメるコツ知っている方がいれば教えてください。。。
反省&改善点
皆さんは滑り止めがあるマウスを分解するときは、ドライヤーなどで温めてから剥がしましょう。
現場からは以上です!
ではまた(#`・ω・´*)/
コメント