最近地震が多いな。防災グッズの消費期限確認しとこう。
普段から防災グッズの準備をしているのは良い心掛けじゃな。
今どき当たり前ですよ?‥がお先生頭わいて(ry
今日は防災グッズの準備の仕方について教えてやろうかの。
ん、何か言ったかの?
気のせいですよ!それではスタート!!
- 実際地震の被害を受けた時どうだったか?
- 防災グッズは何を準備すべきか、どこに置くべきか?
- 事前にしておくべきこと+α
を知りたい方
【体験談】地震・大地震の被害を受けた時どうだったか?
私は震度6以上の地震を3回経験しました。
1回目は小学生の時、昼ごろに友人宅で震度6弱
子どもだったし、初めての大きな地震だったので、友人の親父さんが揺らしてると思って笑ってた気がw
バカですねw
被害は実家の所々にヒビが入っているのが見受けられました。
2回目は社会人で、職場にいる時に震度6弱
結構な揺れで「コレはヤバいな。」という感じで職場の先輩と完全に目が合ったのを覚えていますw
上から真下に吊るされている電灯が40度くらいまで揺れており、おさまった後すぐに外に避難しました。
被害は軽いものが地面に落ちている程度でした。
3回目は自宅で寝ている時に震度6強
完全に寝ている最中に強烈な横揺れに襲われました。
ベッドで寝ていたのですが、絶対に立てないレベルの揺れで、布団の中で「これアパート壊れるんじゃ?」とか考えながら、嫁を守るため嫁の頭を手や腕で覆っていました。
体感時間にして2~3分、実際は20秒程度だったようですが、非常に長く感じました。
周りからは子どもの悲鳴が。。。
しかし、頭の中は意外と冷静だったのを覚えています。
被害はダイニングの棚が倒れ、それに伴い炊飯器や電子レンジが落ち、棚が開き、コップも落ちて割れていました。
玄関の靴はグチャグチャ。。。
あちこち物が落ちており、足の踏み場がないというのを初めて体験しました。
必要最低限の物を持ち、外へ出た際、アパートのろうかの灯りで嫁の顔を見ると泣いていました。
嫁を泣かせた地震許すまじ!!
しかし、自然災害なのでどうしようもありません。
起こってしまったことは仕方がないのです。
周りの一軒家は瓦にブルーシートが掛けてあったり、古かったのか構造上弱かったのか1階部分が潰れている建物もありました。
幸い私の住むアパートは比較的被害が少なかったので、少しずつ家の中の片付けから始めることとなりました。
地震に合った時は窓やドアを開けようとかそんな余裕はない
学生の頃は地震が起きた時は、窓やドアは開けとくように!とか言われました。
しかし、震度6以上の地震に遭遇したときは、揺れが大きいためハッキリ言って何かをする余裕なんてありません。
とにかく自分や周りの大切な人の命を守ることくらいしかできないです。
地震がおさまった後は開けとくのが良いのでしょうが。
大きな地震に遭遇 → 揺れがおさまった後、実際にやったこと
- まずは家族と自分の安否確認(ケガがないか)
- 財布・携帯電話など最低限必要なものだけ手に持ち、開けた安全な場所へ(その際、家の中の被害状況も見える範囲で確認しました)
- アパート住人の安否確認
- 家族や職場へ連絡
その後は安全のため、車内(当時、軽自動車)で1週間過ごしました。
狭い!
車で寝て、疲れが取れないまま仕事へ行く日々。
いやーなかなかキツかったですね。
本当に狭い!!
大事なことなので2回言(ry
【実体験から考える】防災グッズは何を準備すべき?どこに置くべき?
被害に遭った次の日の夜、自宅(車)に戻った後、おにぎりやパンを買うために近くのコンビニに行きました。
しかし、
- おにぎりは0
- パンはカップケーキのようなものしか残っていない
- お茶と水も0
結局りんごジュースだけ買って車に戻りました。
「これが被災地か」という現実を叩きつけられ、私は被災者なのだと改めて認識することに。
この日は魚の缶詰を2人で食べました。
何を準備しておくべきか
私が実際に被災者となった際に「最低限これだけは必要」「あると便利!」と思ったものを順番に箇条書きしていきます。
これ、絶対!
- 水・お茶(水分)
- 食料
- 携帯電話(スマホ)充電用のバッテリー(連絡手段を確保しておくため)
- ウエットティッシュ(湿っていて何でも拭けるもの)
殺菌作用があると言いますが、お茶も腐ってしまうので、水分はなるべく腐りにくい水がおすすめです。
我が家で準備している食料は
- 魚の缶詰
- パックごはん
- カップメン
- 粉末スープ(はるさめ入り)
といった感じです。
上の2つはそのまま食べられ、下2つは普通お湯を注ぎますが、水でも時間を長めに置けばふやけて食べられるようになります。
充電用のバッテリーは、モバイルバッテリー・車のバッテリーなど携帯が充電できるものならなんでも良いです。
私は車に充電用のコードを常に置いています。
ウエットティッシュは本当に便利です!
何か食べたあと口も拭けるし、おっさんがよくやっているのを見ますが顔も拭けます。
拭こうと思えば頭も歯も体もなんでも拭けます!!
ここからはあると便利なもの!
- ラップ
- ゴミ袋
- トイレットペーパー
- 箸(割り箸含む)
- 簡易トイレ
- 懐中電灯
- 救急セット
- 着替え数日分
ラップは紙皿やお椀などに被せて使えば、皿などを洗わなくて済むため、貴重な水の節約にもなり結構役立ちます。
ゴミ袋は意外と盲点かもしれませんが、生きてればゴミが出るんです。
袋から匂いが出る場合は、2枚重ねにすれば匂いにくくなります!
10枚1袋でも良いので、必ず準備しましょう!
トイレットペーパーはトイレはもちろんですが、水があればウエットティッシュの代用ができます。
箸は手が汚れている時に、衛生的に食事を取ることができるので大切!
簡易トイレは近場にトイレがなかったり、人が多い地域では仮設トイレが準備されても混んで使いたい時に使えないため、特に役立ちます。
懐中電灯は準備している人は多いですね。
我が家でもいつも同じ場所に置いています。
最近は子どもの背が伸びて触るようになり困っていますがw
救急セットはあれば便利。
ケガをした時は役立つので余裕のある方は簡易的なものでも良いので準備しておきましょう。
着替えはすぐに取りに行ける場所に避難しているなら必要ないかもしれません。
しかし、
地震後の建物は脆くなっているため、いつ壊れてもおかしくないという意識を持って行動しましょう!
どこに置くべきか
これは被災した私でなくとも分かるかもしれませんが、なるべく玄関に近いところに置けるスペースを用意し、常に同じ位置に置くように心掛けましょう。
場所を変えるといざって時に困りますね。
また、ここからがポイントです!
家に戻ると危険な場合があるため、車がある方は車のトランクや座席の下に防災グッズを置くのがおすすめです!
基礎がしっかりしてある小屋をお持ちの方は、そちらでも良いかもしれません。
私は車のトランクの下(パンク修理キットの上部分にある物が入れられるスペース)に2Lの水4本とウエットティッシュ、ゴミ袋・ラップを常に載せています。
車の燃費は気持ち程度下がるかもしれません。
燃費を気にしている場合じゃない!災害はいつ来るか分からないよ!!
皆さん!命に関わるということを今一度考えてみてください。
非常用の防災グッズは整った!事前にしておくべきこと+αとは?
- 避難場所、経路を把握しておく
- 家具などの大きいものは倒れないように工夫する
- 食べ物、飲み物は準備したからといって安心しない
避難場所・避難経路を把握しておく
あなたは自宅から1番近い避難場所・経路は把握していますか?
大体は近くの学校や公共の丈夫な建物が多いはずです。
最近は地震だけではなく集中豪雨などの被害も多いので、確実に把握しましょう!
分からないという方は「番地を抜いた住所 避難場所」でググって(検索して)みるのがおすすめ
避難場所が分かったら、そこまでの経路も合わせて確認しておきましょう。
できれば避難場所までの経路を一度通って、危険な場所や物がないかも確認しておくとより安心できます。
また、津波がくる地域かどうかも合わせて確認しておくと良いでしょう。
家具は倒れないように工夫する
工夫と言ってもお手軽です。
お手軽だけど、効果は高い!!
重いものはなるべく下に置く
「家具は重心が下にある方が倒れにくい」
これは常識かもしれませんが、なかなか実践できている人は少ないと傾向にあります。
小さい子どもがいる家庭では、低い場所にあるものは子どもがすぐに触るため、触られたくないものは高いところに置くのが常識となっているためです。
我が家でも家電は触れられないように高いところに置いてあります。
もうこれは子どもが大きくなってからするしかないですね。
その代わり、我が家では以下の耐震グッズを積極的に活用しています。
市販の耐震グッズを活用する
これらは我が家でも利用しています!
突っ張り棒
我が家では冷蔵庫+シルバーラック×4をすべてつっぱって固定しています。
こちらは大きくて倒れにくい家具やシルバーラックにおすすめ!
次地震がきても大丈夫!!
来なくていいですがw
耐震シート
被災後、耐震シートはあちこちに配置するようになりました。
プラスチックや金属、塗装してあるテーブルなどツルツルしているものならほとんど吸着できるため、モニタの下・シルバーラックの脚・テーブルタップなどを耐震シートで強力に固定できるため、試しにわざと揺らしても全く倒れる気配すらないです。
滑り止めシート
私は食洗機の下、レンジの下、スピーカーの下に配置中
食洗機とレンジは、木の板に滑り止めシートをぐるっと巻いて、その上に置くことで滑り落ちることがなくなります。
「【まとめ】食洗機設置手順・私の失敗談・DIYで○円節約&お得に」の「設置手順」に写真が載せてあります。
食べ物・飲み物は準備したからといって安心しない
我が家で準備している非常用の食べ物は
防災グッズ&おすすめ置場と準備+αまとめ
まとめ
- 最低限必要なものとあったら便利なものに分け、最低限必要なものは玄関付近+車など2箇所に配置する
- 避難場所と経路を把握し、一度は避難場所まで行ってみる
- 家具などの大きいものはなるべく重心を下にするか、市販の耐震グッズを活用する
これでもまだまだ足りないという方は別途用意してもらってかまいません。
むしろ、完璧なんてことは絶対にあり得ないのです!
皆さんも大切な家族のためにできることがあるはずです。
今のうちにやっておきましょう!!
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ではまた(#`・ω・´*)/
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