iDeCo申し込んだけど、損益がマイナスになることってあるの?
そりゃ投資だからあるよ!
でも、回避する方法もあるよ!!
こんにちは、自称節約家のしゃおです。
投資信託やiDeCoに「興味がある」もしくは「始めたけど、損益がどうなるか不安」な方が多いのではないでしょうか?
できればマイナスにせず、プラスの状態で運用したいというのが本音ですよね?
そこで今回は、『マイナスを避ける方法』をお伝えします。
それではみなさん、夢の投資生活へ一歩一歩前進していきましょう!
- 投資信託 & iDeCoとは何か知りたい
- 投資信託 & iDeCoのメリットとデメリットを知りたい
- 『マイナスを回避する方法』を知りたい
- おすすめの商品を知りたい
投資信託とは?
簡単に言うよ。
- 投資家から集めたお金を資産運用のプロが株式・債権などに投資・運用し、運用で得た利益を投資家に還元
- 100円から資産運用可能
- 分配金は毎月・半年毎など商品による
投資方法としては
- 好きなときに好きな額を投資
- 毎月一定額を積立投資
の2つがあります。
投資信託のメリット
100円から始められるのは良いね!
- 少額から始められる(100円~)
- 専門家 = プロ(ファンドマネージャー)が運用
- 分散投資でリスク軽減ができる
楽天証券ならポイントでも購入できるよ!
投資信託のデメリット
- プロに運用してもらうため、コストがかかる
- 元本保証がない
iDeCo(イデコ=確定拠出年金)とは?
簡単に言うよ。
- 私的年金の制度
- 加入は任意
- 掛金や運用方法を自分で設定できる
- 掛金・運用益・給付を受けるときは税が優遇される
- 5000円から資産運用可能
- 掛金(月額)の上限は職業によって異なる
毎月自分で決めた掛金が口座から引き落とされ、自分で決めた商品が自動で購入・運用されます。
ひと言でいうと
「積立投資の年金版」です。
ただし
- 税金優遇制度がある
- 原則として、60歳になるまで資産を引き出せない
の2つが積立投資とは異なります。
iDeCoのメリット
- 確実な節税(積み立てた掛金は全額所得控除の対象となる)
- 運用益が非課税
- 受け取るときは一定額が非課税(控除が適用される)
積み立てた掛金分は、毎年の確定申告により全額所得控除となります。
こちらのサイトで簡単に計算ができるよ。
例えば
- 現在30歳、年収300万の方が毎月の掛金が1万円の掛金で30年iDecoを続けると
→ 年間1.8万 ✕ 30年 = 54万円
確実に得する(節税)ことができます。
iDeCoに加入しているだけで確実に得できるのは大きいです。
さらに運用益が出ることで、節税+利益となります!
iDeCoのデメリット
- 基本的に60歳になるまで投資したお金は引き出せない
- 口座の開設&維持に手数料がかかる
- iDeCo加入者が亡くなった場合、遺族が請求しないと支給されない
iDecoは老後資金を得ることを目的とした制度なので、積立投資した資産を途中で換金して引き出すことはできません。
手数料としては、口座の開設に2829円、維持に毎月171~500円程度かかります。
※手数料は節税分で十分にペイできます。
維持手数料は証券口座によって異なりますが、手数料が最安171円の証券会社がおすすめです。
どこでiDeCoを始めるか迷った場合は、SBI証券 or 楽天証券にしておけばOK
iDeCo加入者が亡くなった場合
遺族が請求することで「死亡一時金」として
- 支給前ならば → 全額
- 支給中ならば → 残額
から「手数料と税金」を引いた額が支給されます。
※請求しない場合は支給されず、国庫金となります。
投資でのマイナスとは?
投資信託・iDeCoには、現時点での「評価損益」というものがあります。
マイナスとは、評価損益が商品購入時点よりもマイナスになった状態のことです。
※画像は私の楽天証券での投資の一部抜粋
赤枠で囲んだ部分の「-13,733」が現在の評価損益で、マイナスとなっている状態です。
ちなみに「+11,075」はプラスの状態
私は楽天証券の表示が表示が見やすくて好きです!
この評価損益が マイナスにならないようにするのが投資家の理想です。
マイナスを回避する2つの方法
マイナスを回避する方法としては
- ほぼ確実に得できる長期投資方法(簡単)
- 株価暴落回避による方法(難しい)
の2つがあります。
ほぼ確実に得できる長期投資方法
この投資方法は投資信託・iDeCoともに同じ手法で、いつでも誰にでも簡単にできます。
- インデックスファンドを毎月積立で購入
- 株価が暴落して商品の評価損益が下がっても、売却することなく積立投資
インデックスファンド ・・・ 市場の動きを表す特定の指数(インデックス)に連動するよう運用される投資信託のこと
代表的な指数(インデックス)を紹介します。
代表的な指数(インデックス)
対象 | 指数(インデックス) | 銘柄の構成 |
日本株式 | 日経平均株価(日経225) | 日本の代表的な225銘柄 |
TOPIX(東証株価指数) | 東京証券取引所第一部に上場する全銘柄約2200銘柄 | |
東証マザーズ | ベンチャー企業向け市場約330銘柄 | |
米国株式 | ダウ・ジョーンズ工業平均株価 (NYダウ) | 米国を代表する30銘柄 |
S&P500指数 | 米国を代表する500銘柄 | |
NASDAQ(ナスダック) | 世界ベンチャー企業向け市場(ハイテク産業中心)約3000銘柄 | |
イギリス株式 | FTSETM100 | ロンドン証券取引所に上場する銘柄のうち時価総額上位100銘柄 |
ドイツ株式 | DAX30 | ドイツの主要30銘柄 |
先進国株式 (日本除く) | MSCIコクサイ・インデックス | 日本を除く先進国(22ヵ国)の上場企業 |
新興国株式 | MSCIエマージング・マーケット | 新興国の約800銘柄 |
国内債券 | NOMURA-BPI総合指数 | 日本債券の主要銘柄 |
海外債券 | シティ世界国債 | 先進国の国債 |
国内REIT | 東証REIT | 東京証券取引所に上場する不動産投信全銘柄 |
海外REIT (日本除く) | S&P先進国REIT | 先進国の主要REIT銘柄 |
上記の指数(インデックス)に連動するよう運用される投資信託を購入し、投資し続けるだけでOKです。
なぜインデックスファンドに投資し続けるだけで良いか?
なぜ長期投資を続けるだけで得できるのか理由を書いていくよ!
理由その1:経済は成長し続けている
長期チャートを確認してみると
日経平均長期チャート
これが、日経平均株価の1967年から現在までの歴史です。
1989年頃のバブルは本当にすごい!
バブルを除けば、概ね右肩上がりのチャートとなっています。
バブルを除くと、「日経平均」と「NYダウ」は似たような長期チャートに見えるね。
NYダウ長期チャート
これが、NYダウの1970年から現在までの歴史です。
ほぼ完全な右肩上がりのチャートとなっています。
理由その2:株価暴落は10年サイクルだが、株価は暴落前の水準に戻る
NYダウの長期チャートで見てみよう。
- 2001年9月:同時多発テロ
- 2008年9月:リーマンショック
- 2020年2月:コロナショック
株価暴落後は、暴落前の水準に戻るだけではなく、成長しているのが確認できます。
また、積立投資をしている場合、暴落時にはいつもと同じ金額で多くの口数を購入できるので、長い目で見ると暴落した分だけ利益が増えるという投資結果となります。
「金があるなら黙って積立投資」ってわけですね!w
さらに、NYダウの長期チャートを見ると
- 暴落した底までの期間が短くなりつつある
- 下がり幅が大きくなりつつある
ということは、今回のコロナショックはまだ株価が下がる可能性があると予想できます。(あくまで個人的予想)
株価暴落回避による方法
この投資方法は「投資信託」と「iDeCo」で若干手法が異なり、簡単ではありません。
歴史上、暴落は10年サイクル(約10年置き)で起きていますが、数年のズレがあるため確実ではありません。
しかし、やり方次第では暴落を回避する確立を高めることができます。
- 情報収集:現在の株価、世界経済
- 暴落予測:VIX指数、バフェット指数、大物投資家の予想
- 総合判断:保有商品を売却もしくは定期商品へ変更
情報収集
日本・世界の株価やマーケット情報を収集して現在の状況を整理していくよ。
日経平均株価(日経225)
1日の日経平均株価
この日は少しずつ下がっていっているのが分かります。
過去の日経平均株価と比較
3ヵ月の日経平均株価
3ヵ月間でコロナショックが起こり、少しずつ戻ってきています。
1年の日経平均株価
コロナショックの下げ幅の激しさと24,000円の高値まで戻るには時間がかかりそうです。
5年の日経平均株価
5年間だと平均程度の株価です。
10年の日経平均株価
2012年の9,000円代から一気に上がり、現在も高い水準です。
世界経済に目を向ける
情報が整理されていて見やすいサイトを紹介するよ。
nikkei225jp
- 主要株価指数リアルタイム更新&ひと目で確認
- ニュースも1時間に数件更新
- 日本はもちろん、アジア、米国、ヨーロッパなど地域ごとの主要株価指数を確認
Bloomberg
- 世界の主要なマーケット関連情報を収集
- 簡易的に主要株価指数を確認
その他おすすめ
- Investing.com:チャートが見やすい
- REUTERS ロイター:マーケット情報を短時間で収集
この辺が私のおすすめ。続けて、暴落予測!
暴落予測
「暴落予測はどうやるの?」と疑問に思う方が多いけど、いろいろと活用できるものがあるので見ていこう。
まずは、暴落指数というものを活用してみましょう。
暴落指数には「VIX指数」「バフェット指数」の2つが有名です。
VIX(Volatility Index)指数
投資家の恐怖を表す指数のこと(恐怖指数とも呼ばれる)
- 投資家が市場に対して不安・恐怖を抱いていると数値が高くなる = 相場急落時はVIX指数が高くなる
- 10~20:通常
- 30以上:警戒水準
バフェット指数
ウォーレン・バフェット氏が株価の割安・割高の判断に使う指標
- 米国株の時価総額/GDP
※GDP ・・・ 国内総生産
150%付近もしくは150%超えると暴落しているのが分かります。
gurufocusでもバフェット指数が確認できるよ。
- 100%を超えると加熱水準
- 150%を超えると危険水準
世界三大投資家が現金保留額を増やしたとき
大物投資家の情報には敏感に!
- 投資の神様「ウォーレン・バフェット」
- イングランド銀行を潰した男「ジョージ・ソロス」
- 天才投資家「ジム・ロジャーズ」
総合判断
最終的に決めるのはあなたです!
自分なりに情報を整理して、暴落が近いと結論が出たら「投資信託」「iDeCo」それぞれマイナスを回避しよう!
投資信託の現金化
保有している商品を売却し、現金化します。
投資信託は簡単!売却ボタンから流れに沿って、全て売却すればOK
iDecoスイッチング
こちらは2つの手順が必要。まずはスイッチング
iDeCoは売却して現金化しておくことができないので、「保有している商品」から「元本確保商品」にスイッチング(預け替え)=変更します。
「スイッチング(預け替え)をする」をクリック
今回は全て売却するので、それぞれ「売却」をクリック
「売却可能数量を、全部売却します。」を選択し、「確認」をクリック
購入商品一覧から、元本確保の商品の右にある「購入」をクリック
「了承する」をクリック
「実行」をクリックで、商品の売却と購入が同時に行われます。
つぎに掛金の配分割合の変更
iDeco掛金の配分割合変更
預け替えだけでは次の月に購入される商品が元のままなので、「掛金の配分割合」を「元本確保商品100%」に変更します。
「掛金の配分割合を指定する」をクリック
元本確保の商品の右にある「割合」に「100」を入力し、「端数」を選択
一番下までスクロールし、「確認」をクリック
「実行」をクリックで次の月で購入される商品の掛金配分割合が変更されます。
おすすめの商品(ファンド)
選ぶべき商品にはいくつか条件があります。
鉄板の条件ともいえるので確認しておきましょう!
投資信託・iDeCo商品の選び方+株
似たような商品がある場合には、以下の条件で決めると良いよ。
- 「管理費用(信託報酬)」が低い
- 「運用期間(運用を始めてからの年数)」が長い
- 「資金」が潤沢(できれば500億円以上)
- 信託報酬が低い方が、当然維持費が安くなります。
- 運用期間が長いということは、投資経験が長い、また暴落を経験しても運用し続けられる腕があるファンドマネージャーの可能性が高い。
- 資金が潤沢な方が、チャンスを活かした投資をして貰える確立が高くなる。
おすすめ商品(ファンド)
私は「株」と「投資信託」は楽天証券、「iDeCo」はSBI証券を使っています。
投資信託(楽天証券)
投資信託は購入を申し込んでから約定までに時間がかかるため、購入時の価格と約定時の価格とに誤差があるよ。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 日本株式よりも米国株式の方が、過去の実績と現在の経済成長率が良い
- 純資産額が880億円超
- 管理費用(信託報酬含む)の低さが、0.0968%とトップ
iDeCo(SBI証券)
オリジナルプラン
DCニッセイ外国株式インデックス
- 日本株式よりも米国株式の方が、過去の実績と現在の経済成長率が良い
- 管理費用(信託報酬含む)の低さが、0.154%とトップクラス
セレクトプランの方が信託報酬が低い商品があるので、変更申し込み中
セレクトプラン
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 日本株式よりも米国株式の方が、過去の実績と現在の経済成長率が良い
- 信託報酬の低さが、0.0968%以内とトップ
株でも投資信託と同じようなETFという商品があるよ。
株
VOO バンガード・S&P 500 ETF
- 日本株式よりも米国株式の方が、過去の実績と現在の経済成長率が良い
- 指値で購入できる
- 配当利回り2.58%
株は売り買いする人の希望価格が合えば、即約定!
- ETFは株と同じように指値で購入できるので、希望価格で購入できる
- 管理費用(売却手数料)が投資信託よりも高い
まとめ
- マイナスになってしまってもインデックスファンドに積立投資し続ければ、プラスになる可能性が高い
難しいが、暴落を回避する確立を高めることができる
- 情報収集:現在の株価、世界経済
- 暴落予測:VIX指数、バフェット指数、大物投資家の予想
- 総合判断:保有商品を売却もしくは定期商品へ変更
- 「信託報酬」が低い
- 「運用期間(運用を始めてからの年数)」が長い
- 「資金」が潤沢(できれば500億円以上)
つらつらと書いていますが、投資はあくまで自己責任です!
もちろん、生活に支障のない範囲で行いましょう。
こちらもおすすめ
それではみなさん、投資生活を存分に楽しんでいきましょう!
ではまた(#`・ω・´*)/
コメント